Last modified on Aug. 5, 2022

領域代表の仕事について

I. 提案書の受付について

 招待・企画・チュートリアル講演及びシンポジウムは一般会員からも公募(素核宇ビーム領域では領域運営委員が中心企画) しており、年次大会の場合は前年10月号、秋季大会の場合は3月号会誌で招待・企画講演、シンポジウムの企画募集の案内をしています。これらの講演はwebでの受付となりましたので、提案者が直接webに入力をして登録をします。登録受付期間中は提案者に発行されたパスワードで何度でも修正することができます。

II. 提案書の検討及び整理

 提案者がwebに招待・企画講演、シンポジウムを登録すると、自動的に領域代表に登録されたことをメールでお知らせします。登録された提案書をご検討いただき、より良い招待・企画・チュートリアル講演、シンポジウムとなるように講演題目、講演者、講演時間をご確認下さい。必要なときは領域運営委員、提案者に連絡をして修正、変更をご指示下さい。提案者は招待・企画・チュートリアル講演、シンポジウム受付期間中は何度でも修正することができます。領域代表には管理パスワードを発行しますので、登録締切後に招待・企画・チュートリアル講演、シンポジウムそれぞれ優れた企画から優先順位をつけて素核宇領域・物性領域プログラム小委員会の一週間程前の決められた締切日迄にweb画面にご入力ください。会議の資料はこの優先順位に則り配布されます。追加資料(順位付けの理由、推薦文、評価文など)がある場合は事前に事務局担当者にお送り下されば当日会議資料として用意しておきます。 管理パスワードは必要に応じて領域運営委員などに知らせてお進めください。

III. 会議でのシンポジウム及び招待・企画・チュートリアル講演の検討

 会議では領域代表の方に、招待講演、企画講演、チュートリアル講演、シンポジウムの順に提案書のご説明をしていただきます。領域全部の説明が終わったところで、すべての講演の採択、不採択を審議していきます。審議して行く中で、講演者変更、講演時間変更、2つのシンポジウムを一つに纏める等、変更を条件として採択された場合は、速やかに変更内容を確定して、決められた様式にて申請してください。会議で了承された変更以外の修正に関しては原則できません。やむを得ない事情がある場合は、領域委員会委員長(大会担当理事)を通じ理事会での了承が必要ですので、これも決められた様式にて申請してください。

 ⇒大会における企画提案の位置付け

領域委員会での審議においての注意事項
(会誌 Vol.74 No.3 掲載「2019年秋季大会 企画募集」より)

1.【自薦提案の禁止】
  • 共催シンポジウム以外は,講演者自身,また推薦理由に掲げる論文の共著者自身が企画提案することはできません。

    2.【重複登壇の禁止】
  • 趣旨説明やまとめなど(以降「趣旨・総括」と略)の 10 分以内のものを除き、講演は原則 1 回に限ります。
  • ただし、特別な理由がある場合、登壇者の了解のもと、提案者の連名で理由書を提出し、領域委員会および理事会の承認により許可することがあります。(会期中の不測の事態では大会担当理事の判断に委ねることとします)

    3.【提案者の業務】
  • 提案者は当該企画が滞りなく開催されるよう、場合によっては座長を務め、概要集原稿や会期後の報告にも協力をお願いします。

    4.【シンポジウムの趣旨と各規制】
  • シンポジウムは重要なトピックについて広く議論を行う場です。一般シンポジウムは研究機関や研究コンソーシアムなど特定研究グループの広報の場ではありません。登壇者選定においてこの点にご注意ください。
  • 一方、共催シンポジウムでは共催という形によりシンポジウムの趣旨は守りつつ研究コンソーシアムの成果発表の場とすることができます。

    1)一般シンポジウム提案者:提案者は、10 分以内の趣旨・総括にのみ登壇できます。総合討論やパネル討論等では、パネリストとしてではなく、座長もしくは司会者として加わることができます。共催シンポジウムにおいては、この限りではありません。
    2)所属重複規制:趣旨・総括以外の一般シンポジウム講演は、1つの所属に偏らないことを原則とし、1つのシンポジウムで同じ部門(学科・専攻など)から 2 名以上の講演者を含むことは、特別な理由がなければ認められません(特別な理由とは、異なる研究グループに属し、実験と理論など専門が異なり、シンポジウム遂行に重要な講演者と判断できる場合とします)。シンポジウム提案書の講演者所属欄において、所属を略称表記すると同一になってしまうものは、違いがわかるように研究グループ名や研究室名まで記載してください。
    3)占有時間規制:休憩時間を含めて原則として 3.5 時間に収めるものとし、4 時間を超えないこと。(3.5時間を超える場合にはそれが正当化される理由を記述すること。)


    5.【その他の約束事】

    1) 1 講演中の登壇者は 1 名に限ります。
    2) 講演概要集の原稿はシンポジウムの趣旨・総括も含めて各登壇者 2 枚まで。
    3) 提案者は、予め講演者に候補として推薦する旨の内諾を得、その際に重複登壇規制について説明をして、重複登壇提案を回避してください。
    4) 海外在住の講演者の方については、原則として提案者に連絡役をお願いします。
    5) 前回の大会とあまり内容の変わらない企画は採択されません。

    若手奨励賞関係の各領域の役割

  • 審査委員会を発足させ、審査委員名簿を理事会宛に提出する。
  • 領域WEB上に各領域の規程及び応募方法等を明示し、応募者を募る。
  • 審査委員会にて候補者を選定し、決められた様式にて候補者の氏名・所属、対象研究名等を理事会宛に提出する。
  • 理事会承認後、受賞者に通知し受賞記念講演に必要な情報を本人に問い合わせる。
  • WEB上で受賞記念講演及び選考結果説明講演の講演枠を確保し必要な情報を入力する。
  • 受賞記念講演会を年次大会のプログラムに組込み、講演が滞りなく行われるよう配慮する。
  • 賞状を事務局より受け取り、受賞記念講演の際に受賞者に賞状を授与する。

  • 連絡先TEL: 03-3816-6202  FAX: 03-3816-6208
    E-mail: meeting-info-@-jps.or.jp (送信の際は、-@-を半角@にして下さい。)